UGREEN NASync DXP4800 Plus 導入
どうも幻鐵@夢想家です。このたび 「UGREEN NASync DXP4800 Plus」 を購入しました。
2021年から使っていた QNAP TS-230 の限界を感じ、ついに4ベイNASへの乗り換えを決断。
セットアップから現在の運用まで、まとめてレポートします。
なぜ買い替えを決めたのか
2021年から 「QNAP TS-230」 を使ってきましたが、使い続けるうちにいくつかの限界がありました。
- メモリ不足で動作が重い
- HDDの交換がやりにくい構造
- 将来の拡張性がない
そろそろ入れ替え時かな、と思い始めたのがきっかけです。
なぜ UGREEN を選んだのか
候補として QNAP や Synology も検討しましたが、どちらも多機能で高価。
今回の目的は「ローカル完結でシンプルにデータを守る」ことだったので、少しオーバースペックに感じました。その点 「UGREEN NASync DXP4800 Plus」 は、必要な機能に絞られていてコストと性能のバランスが良く、自分の用途にぴったりでした。
また、AI需要の影響でPCパーツがどんどん高騰しているのもあり、「時期を逃すと買い替えできないのでは…」という不安もあって、新生活セールのタイミングで思い切って購入しました。
購入したもの・流用したもの
今回の総額はおよそ 18万円。壊れるまで付き合うつもりなので、必要経費と割り切っています。
新規購入
| 品目 | 備考 |
|---|---|
| UGREEN NASync DXP4800 Plus | 本体 |
| Seagate IronWolf 8TB × 2 | NAS専用HDD |
| UGREEN DC UPS Battery Backup 120W | 専用UPS |
| Crucial DDR5-5600 16GB SODIMM | メモリ増設用 |
流用したもの
| 品目 | 備考 |
|---|---|
| Seagate IronWolf 3TB × 2 | 旧NASから転用 |
| WD Black M.2 256GB | 手持ちのSSDをキャッシュ用に流用 |
増設メモリとHDDが想定以上に高騰していたのは正直つらかったですが、入手困難になる前に動けたので良かったです。
なお、旧NASのHDDも含めて全部 Seagate IronWolf で統一されています。WDと比べてコスパが良く、ずっと使い続けているので愛着があるシリーズです。
開封・セットアップの流れ
1. 旧NASのバックアップ
まず旧NASのデータを外付けHDDにバックアップしながら、並行してUGREEN NASの開封作業を進めました。
2. メモリ増設・SSD装着
最初にメモリの増設(標準8GB → 合計24GB)とSSDの装着を実施。
作業自体はそこまで難しくありませんでしたが、SSDにヒートシンクシールを貼ったら蓋がギリギリになってヒヤッとしました。無事閉まりましたが、同じことをする方はヒートシンクの厚みに注意してください。
メモリを増設した理由は Dockerを使いたかったから。SSDは手持ちの余りをキャッシュ用として有効活用しています。
3. HDDの取り付け・設置
新規購入した IronWolf 8TB をドライブ1・2に取り付けてから、スチールラックに設置しました。
誤算だったのは、スチールラックにギリギリのサイズだったこと。
事前にもう少しちゃんと寸法を確認しておくべきでした。
UPSは互換性を考えてUGREEN専用品にしましたが、想像以上にコンパクトで驚きました。
4. 初期設定・RAID構築
スマホ操作が得意ではないので、PCにアプリをインストールしてセットアップ。
手順に沿って淡々と進めるだけで、迷う場面はほぼありませんでした。
ディスク構成はもともとRAID5や6、10よりRAID1のシンプルな仕組みが好みなこともあり、
今回も8TB × 2 でRAID1を組んで新環境を構築しています。
初期化後のリビルドはおよそ1日かかりましたが、特にトラブルもなく完了しました。
5. 旧HDDの組み込み
リビルド完了後、旧NASで使っていた IronWolf 3TB をドライブ3・4に追加装着。3TBはRAIDを組まずシングル運用にしています。
現時点では壊れるまで使い続ける予定ですが、将来的には6~8TBのHDDに順次入れ替えていきたいと考えています。 NASの良いところは1台ずつ交換できるところなので、焦らず少しずつアップグレードしていければいいなと考えております。
現在のストレージ構成
| ドライブ | 容量 | 用途 |
|---|---|---|
| ドライブ1・2 | 8TB × 2(RAID1) | メインデータ |
| ドライブ3 | 3TB(シングル) | バックアップ |
| ドライブ4 | 3TB(シングル) | 一次保存 |
バックアップは ラトック 2ベイ HDDケース を使って、グループごとに外付けバックアップ運用しています。
将来的には pCloud の買い切りストレージも導入してクラウドバックアップも整えたいと思っていますが、今の構成でも十分運用できそうです。
使ってみての感想
UGREENはNASとして参入してまだ日が浅いメーカーで、OS部分も発展途上な面があります。
基本的な操作はGUIで完結できますが、細かい設定まで触ろうとするとCLIが必要になる場面が出てきます。 ファイルの管理やフォルダ構成もLinuxのディレクトリ階層がベースになっているので、Linuxの基礎知識があると理解がスムーズかもしれません。 Windowsしか触ったことがない方は最初に少し戸惑うかもしれませんが、AIに聞きながら進めれば十分対応できると思います。
それでも、GUIだけで完結させたい方やCLIに触れたくない方には、管理画面が洗練されていてGUI操作がより直感的なSynologyやQNAPのほうをお勧めします。
なお、セットアップ後のログインはアプリからリモートデスクトップしている感覚で、 Linux端末を手元から操作しているような感覚に近いと感じました。
今後アップデートごとに改善され、機能が充実していくのが楽しみです。
まとめ
コスパ重視で選んだ「UGREEN NASync DXP4800 Plus」ですが、目的である「ローカル完結でシンプルにデータを守る」という用途は十分満たしていて安心しました。
QNAPやSynologyほど多機能ではないですが、必要最低限な機能はあり、Dockerなども活用しながら使うのが面白い製品です。
コスト面はそれなりにかかりましたが、長く使い続けていきたいところですね。
同じような用途を考えている方の参考になれば幸いです。
